こんにちは、A&Tコーポレーションの井田です。
お笑い芸人で俳優の前田健さんが
意識の戻らないまま亡くなられたと聞き、
あまりの若さに絶句してしまいました。
まだまだこれからという時の死は、
とても無念だったことと察します。
ご冥福をお祈りさせて下さい。
私は敢えてお笑い芸人と書きましたが、
以前仕事で組んだ編集者が
こんなことを言っていました。
「芸人という言葉は侮蔑にあたるから使ってはいけない」
それを聞いた瞬間、私は首をひねりました。
芸人が侮蔑にあたるって、どういうこと?
では何とお呼びしたら良いのやら?
まったく考えてもいなかったのです。
その編集者と組む前、
取材で多くのお笑い芸人さんと仕事をしましたが、
ダウンタウンも、爆笑問題も、くりぃむしちゅーも、
ホンジャマカや東野幸治さんも、
誰ひとりとして芸人であることを誇りに思っても
侮辱言葉とは捉えていませんでしたから、
何故、この人はそんなことを言うのかと、
不思議で堪りませんでした。
むしろ彼の中にこそ差別を感じたものです。
人は自分の職業に誇りを持つべきと、
日頃から私は感じています。
それが例え、不本意な仕事だとしても、
プロとしてギャラや給料を頂いている以上、
誰かの役に立っていると思うからです。
世の中、無駄なことや役に立たないことはない。
私はいつもそう思っています。
●特殊清掃の仕事もしかり。人によっては末端の仕事だと揶揄しますが、そんな人こそ孤独死しないとは限りませんからね(苦笑)