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こんにちは、A&Tコーポレーションの井田です。
鉛色の空がいかにも梅雨、という感じで
しばらくこの物憂げな景色が続きそうですね。

それだけに紫陽花の鮮やかな色彩が
気持ちを少しだけ軽くしてくれる気がします。

湿度が高いこの時期、
特殊清掃の現場は少し厄介です。
防護服替わりの作業着は蒸れやすく、
湯気が立ち昇るのではないかと思うほど
膨大な汗をかくことになります。

そう、サウナに入っているように。

けれどそれが不快という訳ではありません。
己が生者であり、ここが死者の場であると、
現実を思わせるからです。

死者は何も言えず、何も出来ません。
だからこそ私達がその手伝いをする。
実に単純で明快な現実です。

本来、
死は安らかで静かなものです。
それ以上でもそれ以下でもない。
ただの無。

それでも人が死に遺体が朽ちた痕は、
誰かが特殊清掃をしなければ原状回復はなく、
清められないままです。

最近は神奈川県だけでなく、
東京都や千葉県、埼玉県の現場も多く、
移動の車内で様々なことを考えさせられます。

そして遺品整理で遺書が出てきた時、
更に深い思考の世界を漂うこともあります。

宗教を持たなくとも死生観について
考えたくなるのがこの仕事です。
死者から教わることはとても多く、
同じだけ答えはない気がします。

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