海洋散骨をご検討中の方は、どれほど海洋散骨においての献花についてご存知でしょうか。
通常の献花とは異なり、ルールがあります。
また、条件も異なるため、注意が必要です。
そこで、今回は海洋散骨においての献花について解説します。
□海洋散骨での献花について解説!
海洋散骨といえば、遺骨を粉末状にしたものを海へ撒くだけだと思われている方も非常に多いでしょう。
ただし、実際は散骨するだけではありません。
散骨は、遺族の気持ちや個人の気持ちを尊重して行われており、需要が高いことから、一定の儀式の中に組み込まれています。
そのような一定の儀式の中に、散骨と同様、一般的に基本プランに組み込まれているものがあります。
それは、献花です。
ここでは、献花について詳しく解説します。
海洋散骨の大まかな流れとしては、まず集合場所から乗船場所まで移動し、乗船します。
船が散骨する地点に停止したら、散骨を開始します。
散骨の後に、献花、献酒、黙祷の順に行っていきます。
一連の流れが終わると、ゆっくりと旋回し、帰航して海洋散骨が終了します。
こういった流れからわかるように、献花は、散骨と一体した位置付けになっています。
散骨する際は、散骨する遺骨を粉末状にしなくてはいけません。
そのため、巻いた遺骨は海面で見つけにくくなります。
そこに、献花として花びらを巻くことで、お花が遺骨の居場所を示してくれます。
また、色鮮やかな花が海面に漂う光景は、非常に綺麗で、散骨に華を待たせてくれます。
散骨の実感も感じられる献花は、献花の行為自体だけでなく、献花をした遺族の心までも支えてくれるでしょう。
□海洋散骨の献花の選び方を紹介!
海洋散骨では、献花が非常に大切であることを解説しましたが、海洋散骨に使用する花の選び方も、献花をより良いものにするために大切なことです。
ここでは、そのような献花に使用する花の選び方について解説します。
まず、故人が好きだった花を選ぶのが、一般的な花の選び方です。
仏教式のお葬式とは異なり、ここでは故人の好きだった花を選んでも問題ありません。
特に、思い入れのある花や、故人が育てていた花などを選ぶと良いでしょう。
また、海面で映える花を選ぶのも一つの選択肢です。
故人の好きだった花や思い入れのある花がわからない方などには、特におすすめです。
献花では、花びらのみを巻くことがマナーですので、海面に似たような青や紫といった色味の花は控えた方が、海面と同化しにくいでしょう。
□まとめ
今回は、海洋散骨での献花について解説しました。
海洋散骨において、献花は非常に大切で重要な位置づけにいます。
献花で後悔しないためにも、献花について理解しておきましょう。
ぜひ、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。