生涯独身という人は増えています。
独身生活のなかで、自分の死後のことを考える機会は少ないでしょう。
今回は、終活で気をつけるべきポイントを紹介します。
□独身の終活ですべきこと
一生独り身でも、完全に1人というわけではありません。
疎遠でも兄弟や姪、甥など、親族がいます。
親族や親友などに迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
そこであまり負担をかけない為にもしっかりと終活をする必要があります。
その際に気をつけるポイントを紹介します。
1つ目は、断捨離です。
自分が亡くなった後には、生前の物を片付ける人がいます。
一気に断捨離を行うのではなく、少しずつ実施していきましょう。
2つ目は、お金の管理です。
相続などでトラブルの原因になりやすいのがお金です。
自分が亡くなった後に親族が遺産を巡って喧嘩することが無いように、しっかりと管理しましょう。
所有財産をできるだけシンプルにまとめることが大切です。
クレジットカードや銀行口座も1つにまとめましょう。
光熱費や通信費などの引き落としがあるのなら、リストアップしましょう。
株や不動産も同じ様に分かりやすくリストアップしましょう。
3つ目は、遺言書の作成です。
遺言書にはそれぞれ誰宛なのか明記しましょう。
また、相続などのお金についても分かりやすく記載しましょう。
葬儀やお墓のことも書いておくと遺族が対応しやすいです。
4つ目は、エンディングノートの作成です。
エンディングノートは遺言書のように法的効力は発生しませんが、形式に縛られずに自由に書けます。
死後の処理を行う人のために、遺産相続、死後の希望、銀行情報、個人情報などを記載しておきましょう。
5つ目は、葬儀やお墓の準備です。
親族に手間をかけたくない場合は葬儀やお墓のこともしっかりと考えましょう。
事前に葬儀社に予約して、支払いを済ませることもできます。
そうすれば、お葬式は問題なく行われるでしょう。
お墓の手配や永代供養の相談もしましょう。
□一生独身の人が覚悟しておくべきポイント
独身の方は自分の為にお金や時間を自由に使えます。
しかし、覚悟しなければいけないこともあります。
それは、終活だけでなく老後に備えた準備も必要だということです。
老後の生活を謳歌するためには、その為の準備も1人でしないといけません。
また、介護やヘルプをしてくれる友人や家族がいないとなれば、身体が不自由になっても1人で対応していかないといけません。
□まとめ
生涯独身は楽しそうに聞こえます。
しかし、老後や終活に関しては準備しなければいけないことが沢山あります。
自分は今何をするべきなのかしっかりと考えましょう。