身近な人が亡くなったらどうすれば良いのかわからないという方は多いですよね。

ご自身で遺体の処理をしても良いのか迷われる方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、遺体が発見されることの多いタイミングと遺体処理は専門業者に依頼するべきであることを紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

□3日以内に発見されるのは4割のみ

孤独死が最近増えていますが、孤独死が死後3日以内に発見されるのはわずか4割だと言われています。

生前、親族や友人との繋がりが少なかったことを示していますが、離れて暮らしていると毎日連絡をとることもなかなかありませんよね。

30日以上経過してから見つかるケースは全体の14.3パーセントです。

6か月以上発見されないままであるケースも珍しくありません。

なかには、数年間気付かれなかったという事例もあり、周囲との付き合いがない場合は発見が困難になることが多いです。

こうして発見されない間に遺体の腐敗が進み、部屋の中だけでなく周囲の住宅にまでにおいが届く場合もあるでしょう。

特に夏場は腐敗するスピードが速いため、警察や管理会社への通報から発見に至ることも多いです。

□体液汚染の処理は必ず専門の会社に依頼するべき

身近な方が亡くなると、どのように行動するべきなのかわからなくなってしまう方も多いのではないでしょうか。

孤独死の現場では腐敗が進んでいることも多く、さまざまなリスクがあるため、必ず体液汚染の処理は専門の会社に依頼しましょう。

ご自身でこの処理を行う場合のリスクとして、健康被害が挙げられます。

死後時間が経っていると、体液が流れ出していることが多いものです。

そこにどのようなウイルスがひそんでいるのかわかりません。

血液からのHIV感染や結核菌などの空気感染もリスクとして考えておく必要があります。

また、孤独死の現場は部屋自体が荒れていることも多く、カビなどを吸い込むことによる健康被害も考えられますね。

当社のように遺体処理を専門に行う特殊清掃会社では、このような危険性を考慮し、防護服やゴーグル、防毒マスクなどを装着して作業を行います。

さらに、身近な方が孤独死してしまった場合の精神的苦痛を考えると、ご自身で汚染箇所の処理を行うのは避けるべきです。

□まとめ

この記事では、孤独死が発見されることの多いタイミングと、汚染箇所の処理について解説しました。

死後30日以上経過してからご遺体が発見されるケースも非常に多いです。

健康被害や精神的苦痛を考えると、遺体処理は特殊清掃の専門業者に依頼する方が良いです。

特殊清掃でお困りの方はぜひ当社までお問い合わせください。