遺品の中でも最も数が多いといっても良いのが、衣服ですよね。
次々と大量に出てくる衣類の処分に、途方に暮れてしまっている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、遺品整理で出てくる衣服の処分方法について解説します。
ぜひ参考にして、遺品整理を進めていってください。

□遺品整理で衣類を処分する前に

遺品整理で衣類を処分する前に、必ずしておかなければならないことがあります。
それは、遺言書の確認です。
遺言書には法的効力がありますので、衣類に限らず何かを処分する前に必ず確認しましょう。
なお、開封する前に家庭裁判所に持ち込んで検認する必要があることに注意してください。

遺言書やエンディングノートに衣類についてのご意向があれば、第一にそれに従いましょう。

衣類の分別を始める前には、親族の意思を確認しておくとトラブルを避けられます。
形見分けや処分方法については、納得できるように十分に話し合いをすることをおすすめします。

遺品の衣類によくあるのが、ポケットに何か入っていることです。
お金や重要書類が入ったまま処分してしまうことのないよう、必ず確認してください。

□遺品整理で衣類を処分する3つの方法をご紹介

1つ目は、供養して処分するという方法です。
衣服は故人が大切にしていたり、普段から着用していたりして、ご遺族にとっては思い出深い物ですよね。
処分するのがはばかれる場合は、供養するのがおすすめです。

神社やお寺でお焚き上げをしてもらうと良いですよ。
ただ、最近ではお焚き上げを行っていない所が増えていますので、事前に確認するのを忘れないようにしましょう。

2つ目は、分別して家庭ごみとして処分する方法です。
お住まいの地域の自治体によって定められているルールに従い、しっかりと分別を行って処分します。
古着は資源ごみに分類されていることがほとんどですが、あまりに汚れている場合は、燃えるゴミとして出すよう指示する自治体もあるので注意してください。

3つ目は、遺品整理業者に処分を依頼する方法です。
遺品整理業者にもよりますが、衣服や日用品、家具などを引き取る所があります。
そういったサービスがある場合は、お任せしてしまっても良いかもしれませんね。

□まとめ

今回は、遺品整理で困ることの多い衣服の処分方法について解説しました。
衣服の処分を始める前に必ず遺書を確認しましょう。
あまりに衣服が多い場合はご自身だけで遺品整理をするのではなく、遺品整理業者に依頼するのも1つの方法です。
当社が手厚くサポートさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。