亡くなられた方の家の清掃や遺品整理を行うのは大変です。
そこで、遺品整理を業者に頼もうか悩んでいる人もいるでしょう。
便利なサービスですが、悪徳業者につかまればトラブルに発展します。
それを防ぐ為にも、遺品整理で起こりがちなトラブルと対策を紹介します。
□遺品整理で起こりがちな業者とのトラブルを紹介!
最初に、遺品整理でありがちなトラブルを2つ紹介します。
まずは、キャンセル料などを不当に請求されることです。
不当請求は、遺品整理で最も多いトラブルです。
遺品整理を業者にお願いする際は、訪問見積もりで提示された金額に納得してから契約しましょう。
予想した量よりも、整理しなければいけない遺品の量が多いという理由で、見積もりには記載されていない料金を追加請求されることもあります。
キャンセル料や違約金を請求されることもあるので注意しましょう。
次に、悪徳業者から相場以下の値段で遺品の買取を行われることです。
遺品整理業者によっては、遺品を買い取ってくれるところもあります。
同時に、遺品を相場以下の値段で買い取ろうとする悪徳業者もいます。
ある程度高価な遺品は自分で相場を調べておきましょう。
□トラブルを避けるためにも気をつけるべきポイントを紹介!
遺品整理業者とのトラブルを防ぐための対策ポイントを紹介します。
ここでは大きく2つにまとめます。
1つ目は、残すべき遺品はあらかじめ整理しましょう。
業者が間違って回収しないように、残しておきたい遺品は分けましょう。
回収、処分されて困る遺品は、作業場とは別の場所に保管しましょう。
事前に残すものと処分するものを分けて、写真を撮ったり印をつけたりして分かりやすく管理しましょう。
遺品回収作業を行う際は、1つ1つの作業を丁寧に確認していけば安心です。
2つ目は、貴重品は自分たちで管理することです。
遺品整理業者へ依頼して、貴重品を盗まれるというトラブルもあります。
貴重品は自分たちで保管して管理しましょう。
遺品を全て整理することは難しいですが、通帳や印鑑、権利書などの最低限のものは自分たちの手で整理しましょう。
□まとめ
このように自分たちでできることもあります。
悪徳業者に引っかからないためにも、最低限の管理や分別をしましょう。
そうすることで、亡くなられた方との思い出を慈しみお別れすることができます。
遺品整理は、哀悼の意を表す思い出の整理でもあります。
自分たちにできることを最後まで行いましょう。