いざ遺品整理をするとなっても、予想外の遺品の多さに「何から手を付け始めれば良いのか」と途方に暮れてしまうことは少なくありません。
そのような方に向けて、今回は遺品整理のやり方を伝授いたします。
ぜひお役立てください。

□遺品整理をする前に物を準備しましょう

遺品整理をする際には、服装や物を準備する必要があります。
まずは服装から見ていきましょう。
必ず汚れても良い服で行い、厚手の靴下で足を守りましょう。

靴下の上からさらにスリッパやクロックスなどを履いておけば、より怪我を防げます。
ほこりが舞う可能性があるので、マスクもしておきましょう。

次に、準備する物は以下の通りです。
・ごみ袋
・段ボール
・カッターナイフやハサミ
・ガムテープ
・油性のペン

ごみ袋は、お住まいの地域で指定されている物があればそちらを使いましょう。
あまりに大きいサイズだと運搬時に大変なので、45リットルから70リットルのサイズがおすすめです。

段ボールも大きすぎると重くなってしまうので、基本的には120サイズを準備しましょう。
大きい物用に160サイズがいくつかあると安心です。

□初めてでも分かりやすい遺品整理のやり方は?

遺品整理のやり方は全部で4ステップに分けられます。
順番に見ていきましょう。
1つ目のステップでは、残しておく遺品を仕分けます。
想い出の物、必要な物、重要な物(書類等)を先に仕分けておけば、間違えて捨ててしまうことを防げます。

2つ目のステップでは、処分する物の対応を考えます。
リサイクルをしたり、寄付をしたり、供養をしたりなど、処分する物は様々な方法で手放せます。
トラブルにならないよう、関係者全員で話し合って慎重に決めましょう。

3つ目のステップでは、ごみを分別して処分します。
ごみとして回収してもらうことを決めた物は、燃えるごみや燃えないごみ等、自治体ごとに定められた分別方法に倣って処分しましょう。

4つ目のステップでは、家屋や部屋の清掃や手続きを済ませます。
賃貸の場合は特に、原状回復をする必要があります。
綺麗に清掃して、退去や売却などの手続きをしましょう。

□まとめ

今回は、遺品整理のやり方をご紹介しました。
簡単にまとめると、まずは遺品の仕分けをして処分方法を検討し、それに従って整理を進めていく流れです。
遺品整理を始める前に、具体的に計画を立てておくとスムーズに進められます。
遺品整理や清掃のことでお困りでしたら、まずは当社にご相談ください。