「初めて遺品整理をするけれど、何に注意して行えば良いだろうか。」
このような疑問を持っている方はいませんか。
遺品整理をする機会は少ないと思いますので、わからないことも多いでしょう。
そこで今回は、遺品整理を行うときの注意点について紹介します。
□遺品整理とは
そもそも、遺品整理とは何を指すのでしょうか。
まず遺品とは、故人の身の回りのものや使っていたもの、その人にゆかりのあるものを指します。
そんな遺品ですが、そのままの状態で残しておくと、見る度に故人を思い出して心が重たくなるでしょう。
そのため、気持ちを整理すると同時に、遺品をまとめていく「遺品整理」を行います。
そして、遺品整理は専門会社に依頼することをお勧めします。
遺品整理は多くの時間と手間が必要で、気持ちの整理ができていないと、身体的・精神的に大変です。
そのため、経験豊富な専門会社に依頼しましょう。
□遺品整理を行うときの注意点について
続いては、遺品整理を行うときの注意点を4つ紹介します。
1つ目は、重要な書類を捜索することです。
相続や手続きに必要な書類を探し、保管しておきましょう。
重要書類には、印鑑や不動産関連の書類、契約書、年金書類、保険関連の書類などがあります。
手続きは死後いつまでといった期限が設けられているものもあるため、優先的に済ませましょう。
2つ目は、遺言書やエンディングノートなど、故人の想いがわかるものを保管することです。
遺言書があった場合、それに従う必要があります。
特に、遺産相続や形見分けなどについて書かれていた場合、遺族間のトラブルを防ぐために大切です。
自筆の遺言書がない場合、公証役場で公正証書遺言があるか確認しましょう。
3つ目は、遺族に合意をとっておくことです。
遺品整理を専門会社に依頼するときは合意を得てから行いましょう。
他の遺族の合意を得ずに行なった場合、トラブルに発展する可能性が高いです。
「どのような方針で行なっていくか」も同時に決めておくと、スムーズに進められるでしょう。
4つ目は、計画を立てることです。
遺品整理はいつごろまでに終えたいか計画を立ててから行うことが大切です。
これを決めていない場合、遺品を見るたびに思い出に浸り、なかなか進みません。
辛い気持ちはありますが、計画を立てて、少しずつ行なっていきましょう。
□まとめ
今回は、遺品整理における注意点を紹介しました。
遺品整理は想像しているよりも大変な作業です。
そのため、まずは今回紹介したことだけを注意して行うことをお勧めします。
心が落ち着いてきたら、少しずつ進めていきましょう。