事件現場清掃人奮闘日記

“事件現場清掃人“という仕事

こんにちは、高江洲敦と申します。

まず、私が何者なのか、自己紹介をさせて下さい。
1971年沖縄県生まれ、職業は、自殺や孤独死があったお部屋を綺麗にする、特殊清掃業を営んでおり、現在、私は、事件現場清掃人とも言われております。

19歳の時生まれ育った街を離れ、中華料理の職人になるべく上京し、東京の品川駅前のホテルに就職いたしました。料理の修行の傍ら、休みの日にハウスクリーニングの会社でアルバイトをしており、そんな中、ふと思ったんです。ハウスクリーニングの仕事の方がすぐ独立できるのではないかって。
そして24歳の時、ハウスクリーニング業で開業、独立いたしました。
それから約6年後、事件現場の清掃をするようになり、今年で丁度20年、この仕事に携わっております。

ざっくり言うとそんな感じです。この辺のことはいつか詳しくお話しいたします。

このブログでは主に三つのテーマを皆様にお伝えしていこうと思っております。
まず一つ目は、特殊清掃という仕事についてです。
私が現場で培った技術的なことや実際に起こった出来事など、そして私がどのような対処をしたか、など生々しい仕事の中身をお話ししていきます。

二つ目は、特殊清掃業をやってみたい、もしくは現在やられている方に有益な情報をお送りしていきます。一人で事業をお越し、組織を作り、仕組み化するまでの経営に対する知識をお伝えし、皆さんの疑問や質問にお応えしてまいります。

そして、三つ目は、現場で出会った人々との人間模様、良かれ悪かれいろんなことがございます。その内容をできる限り詳しくお伝えしていこうと思います。

そして、おまけとして、たま〜にプライベートですね。料理やDIY、セルフリフォーム、そして車のレストアや釣りなど、遊びに関することもたまーにお伝えしていきたいと思っております。

さて、最近ではよくネット記事や新聞などで見かけるようになった特殊清掃というお仕事、私がこの事業を始めた2002年頃は自社のホームページをネット上に掲載している会社は全国で5社もなかったと思います。私の知ってる限りでは弊社と埼玉にある会社さんだけでした。それから約20年が経ち、多くの人に知られるようになってきました。とても良いことだと個人的には思っております。

ここで、改めて特殊清掃とはなんぞやってことと、その作業の流れ、そして一部現場事例をお見せしながらお話ししてまいります。

一般的にいうと、人が亡くなった場所を掃除する仕事、といったところです。
広くいうとお部屋に限らず、マンションのエントランスや工場の中などもあります。
ですが、ここではお部屋に限ってお話ししていきます。

では、改めて、「特殊清掃業」とは一体、どういった仕事なのか、ご紹介していきたいと思います。

私は、”人が亡くなったお部屋を、次の人が住めるようにする”仕事、と定義しております。
もちろん、依頼者の意向で原状回復が必要ないケースはございますが、要は、汚れた場所を拭いて終わりではない、ということです。
臭いの元を完全に除去し、元あった姿にお部屋を原状回復していく、そのような仕事です。

そして、人の寿命が尽きる場所は誰にも予測はできません。布団の中で眠るようになくなってたり、玄関で助けを求めるように倒れていたり、お風呂に入ってヒートショックでお亡くなりになったりと様々な場所が清掃の対象となります。

では、ここで作業の流れをご紹介してまいります。
まず、現場に入りやることは、お祓いです。とは言えこちらは宗教家ではないので、お米とお酒をひとつまみほど、玄関やお部屋の中にまいていきます。

次に、養生です。玄関前の廊下から始まり、室内の靴箱の前、そして室内の我々が歩く場所にできるだけ敷いていきます。ここでできるだけと言ったのは、お部屋の中には荷物があるのでゆか全体にするのは不可能なんです。

そして汚れている場所の清掃、特殊清掃の作業となります。

清掃が終わり、その場所にビニールで養生をした後、遺品整理を開始していきます。
予め、ご遺族や関係者様より取りおくよう伝えられているものを探し出し、その他残っているものを分別していく作業になります。

全ての荷物が部屋の外へ出ると、次は原状回復の作業となります。
この作業では、まず汚れている場所の解体から始まります。そして、床下の汚染している場所を特定し、清掃、コーティングの作業を行います。
この作業を終えた後、一般的な原状回復、リフォームの作業に移ってまいります。

ここまでお話しした作業は後日改めて、別の動画で詳しくご説明していこうと思っております。

いかがでしたでしょうか。汚れた場所をお掃除するだけではない、特殊清掃の作業内容を少しでもわかっていただけると幸いに思います。

ではまた。

エンジョイ!